ボランティアとは、みずからすすんで奉仕活動をする人のこと、またはその活動そのもののことをいいます。奉仕活動とは、お金や見返りを求めず、ほかの人のために働くこと。そのため、ボランティアの3原則は、自主性、無報酬、公共性ともいわれています。自主性とは自分からすすんでやること、無報酬は見返りやお金をもらわないこと、公共性とは広く社会一般に影響を持つ性質、社会全体に開かれていることです。
ボランティアという言葉が広まったのは、1995年の起きた阪神・淡路大震災の時。この年は「ボランティア元年」とも呼ばれ、震災のあった1月17日を「防災とボランティアの日」と決めました。 ボランティアはいろいろな人を対象に、たくさんの地域で行われています。日本はかつて、血縁(血のつながった親、兄弟、親せきなど)、地縁(同じ地域に住むことによってできたつながり)の関係を大切にしてきたため、お互いが助け合うという習慣がありました。
しかし、都市化や核家族化が進んだことによって、ボランティアという新しい助け合いの仕組みが活発になりました。お年寄りや身体の不自由な人、ハンディキャップを持っている人を助けるためのボランティア、環境を守るためのボランティア、災害時に困っている人を助けるためのボランティア、趣味や特技を生かしてできるボランティア、切手などを集めて送るボランティアなど、さまざまなボランティアがあります。身近なところから始められるものから、世界に向けて行われるものまで、規模もさまざまです。